市場を取り巻く人々

外国為替市場は世界でも類を見ないほどの巨大なマーケットです。しかし、その辺の個人投資家が投機目的で参加できるような市場ではありません。外国為替証拠金取引の場合、金融先物取引で差額だけを決済する差金決済商品で、影響力は小さいです。取引に現物の移動や受け渡しが伴うことはありません。ですが、外貨のレートはインターバンクと対顧客市場から成り立つ外国為替市場と連動しています。したがって、その実情は頭に入れて置かなければならないと思います。

外国為替市場にはどのような人たちが参加しているのでしょうか。インターバンク市場でみてみると、まずは中央銀行が挙げられます。中央銀行は通貨安定を図るために介入という形で参加します。続いては一般の銀行です。市場には世界各国の銀行が参加しており、ディーラーと呼ばれる参加者の多くは銀行にいます。最近は証券会社の参加も増えてきましたが、インターバンク取引の中心となっているのは銀行です。ほかに、ブローカーなどの存在もあります。

対顧客市場においては、大量の売買を行い、外債・外国株を中心とした外貨建て資産の取引も行う機関投資家や、投資家から資金を集めて利益を追求するヘッジファンドがいます。ヘッジファンドの運用資産は年々大きくなっており、市場において大きな影響力を持っています。さらに、事業法人や商社も市場に参加しています。これらは、輸出・輸入に関する実際のお金の受け渡しを行っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です