外貨預金の特徴

為替に関連した金融商品の一つに「外貨預金」というものがあります。これは、日本円以外の外貨で資金を運用する預金です。高金利、為替差益、非元本保証というのが主な特徴です。


高金利は、日本と他国の金利の差によるものです。日本の預貯金金利は、1%にも満たないものですが、他国は数%の金利がつきます。金利だけで見れば、外貨預金の方が圧倒的にお得だといえるでしょう。


では、為替差益はどのようなものなのでしょうか。たとえば、預けたときに1ドル100円だったものが円安で150円になった場合、単純計算で預金は1.5倍です。しかし、これは円安になった場合の話です。もし為替が円高に進行し、50円になってしまえば最初に預けたときの半分の額になってしまいます。元本が半分になってしまえば、高い金利も意味がありません。


外貨預金の基本は、円高のときに預けて円安のときに引き出す」ことです。しかし、長期的に相場の勝負所を判断するのは簡単なことではありません。外貨預金のレー卜は11回決定されます。ドルの場合は、各銀行が発表する仲値を基準に両替のレートが決められています。また、預金から出金する過程で、1ドルにつき2円程度の手数料がかかります。手数料は通貨によって異なりますので気をつけましょう。


為替は24時間、刻一刻と変化しているものの、外貨預金では一日一回仲値設定が行われるだけで、リアルタイムで為替の変動が反映されるわけではありません。したがって、短期売買の場合、外貨預金はやや不自由な商品といえるかもしれません。