外国為替市場の特徴

世の中にはさまざまな市場がありますが、外国為替市場はその中でも最大級です。ここでは、外国為替市場の特徴を紹介します。


一つ目は、外国為替市場は24時間、外貨の取引ができるということ。たいての市場には、開店時間と閉店時間があるとおもいます。しかし、世界中で取引されている外国為替市場では、こうした取引の始まりと終わりが定められていません。日々の市場は、ウェリントン、シドニー市場を皮切りに、東京、シンガポール、フランクフル卜、ロンドン、ニューヨークなどへと次々にバトンタッチされていきます。数ある市場の中でも中心的な存在なのがロンドン、東京、ニューヨークです。このように、世界中の市場が連動して動いていることこそ、外国為替市場の大きな特徴です。


取引可能な外貨が少ないのも外国為替市場の特徴です。外国為替市場のメインとなっている通貨はドル・円・ユーロの三つでこれ以外の通貨らそれほど多くはありません。株式市場では数千の銘柄が公開されていることを考えると、外国為替市場はターゲットを絞りやすいといえるでしょう。


日本の貿易統計を見てみると、約100兆円が「実際の貿易目的で動いているお金」だといえます。半導体から車、日用雑貨までの輸出入によって、一年でこれだけのお金が動いているということです。外国の株や債券の購入でもお金は動いていますが、貿易額に比べると遥かに少ないです。しかし、世界の外国為替市場では、1日で一年の貿易額を超える金額のお金が動きます。